9年目の今年考えることと、東北の魅力について

【3.11から9年目の今年。さらに考えていきたい風化させないことや地球と共存すること】

今年も、3月11日を迎え、東北はじめ各地で追悼・黙祷が行われましたね。被害があった地域の方の体験したことが凄まじかったと思いますが風化させないで思えていることが大事だと思います。

私は、健康づくり支援の一環で、震災後から東北、特に三陸地方に訪れていますが復興にまだ時間がかかっている地域もたくさんです。3年前、タクシーの運転手さんが、まだ震災の傷跡残る地域を見て欲しいと連れて行ってくれた時の写真です。

今年は暖冬で雪も少ない岩手県ですが、震災当時は大変寒かったと聞きます。風化させない、忘れないことがとても大事だと感じます。

一方で、鎮守の森がある場所は災害が少なかったとも聞き、自然の大切さを感じます。しかし津波などは侮れないですね。

そして、森はある程度人の手が入らないと守れないことや1000年先も続く森づくりについて、今月末に行われる東京大学の先生と、オンライン課外授業でお話したいと思います。

また、これは三陸鉄道地点で撮った写真です。今年2020年3月20日、いろいろな人の相当な努力により三陸鉄道が全復活するようです。三陸鉄道が使えなくなってから出張をしていることを考えると考え深く復活することが嬉しいです。

東北は、「古き良き日本」がたくさん詰まっていて、大好きな土地です。岩手県は、新渡戸稲造や宮沢賢二はじめ名だたる著名人や野球の大谷選手等著名なスポーツ選手も多い。自然豊かで勉強できる施設がたくさんあることもいいところです。北上の桜ホールではその施設の充実さに驚きました。また平安時代からも、奥州や宮城県あたりからとれた金が大仏作りに役立ったり、江戸時代も様々なことを支えてきたり日本にとって重要な土地なんだと感じます。地元の方もとても真面目で優しい方が多いです。

地元の方から、よく冬季の雪かきがとても大変だと聞きますが、雪は神様からの贈り物といわれるほど神秘的。雪の東北が民話の世界をさらに神秘的にさせている感じもします。

先日、出張帰りに土砂崩れからのトンネル閉鎖により別ルートをとおった際に出会った、早池峰神社の分社様。雪の中、一層神秘的な写真が撮れました。まるで、東北地方に伝えられるマヨイガ(迷い家)と呼ばれる、旅人が道に迷った時に現れるという人のいない豪華な家の様でした。

私にできることはとても些細なことでしょうが、これからも東北の素晴らしさを伝えたいなぁと思いました。森林・神社仏閣の保全事業の委員長として、今後もできることから頑張っていけたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

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